季節の変わり目になると、いつもクローゼットの前でため息をついていました。フリーランスとして自宅で仕事をするようになってからは、衣替えのタイミングを自分で決められる分、逆に「今日やろう」と思い立った日にまとめて全部出してしまい、部屋が服の山で埋め尽くされる、という状態を何度も繰り返していました。多いときは半日仕事になっていて、正直「なんでこんなに時間がかかるんだろう」とうんざりしていたんです。
転機になったのは、ある年の衣替えで作業に丸一日かかってしまい、その日の仕事がまったく手につかなかったことでした。フリーランスにとって、作業に追われて仕事の時間を削るのは死活問題です。そこから「衣替えを短時間で終わらせる仕組み」を本気で考えるようになりました。
失敗していた原因は「全部出してから考える」やり方だった
以前の私は、クローゼットの服をすべて床に出してから「これは着る」「これは処分」と仕分けしていました。これが時間がかかる最大の原因でした。全部出すと部屋が一時的にカオス状態になり、仕分けの途中で疲れて中断、翌日また続きから、ということもよくありました。さらに、床に広げた服を踏んでしまったり、どこに何を置いたか分からなくなったりと、余計な混乱まで生んでいました。
見直した3つのポイント
ハンガーにかかったまま抜き取る
今の私は、クローゼットの中身をすべて出すのではなく、ハンガーにかかったまま「今シーズン一度も着なかった服」だけを見つけて抜き取る方式に変えました。これだけで、部屋を散らかす範囲が最小限になり、体感で半分以下の時間で終わるようになりました。
収納ケースは2つに固定する
以前は「便利そう」という理由で収納グッズをどんどん買い足していましたが、ケースの数が増えるほど管理が複雑になることに気づきました。今は「オフシーズン用」「保留(迷い中)用」の2ケースだけに固定し、それ以上は増やさないと決めています。
収納する前に写真を撮る
収納ケースにしまう前に、中身をスマホで撮影してフォルダに保存する習慣もつけました。次のシーズンに「あの服どこにしまったっけ」と探し回ることがなくなり、地味ですが時短効果の大きい工夫になっています。
作業の流れと保留ケースの効果
今実践している手順は、まずクローゼットの中で今シーズン着なかった服にハンガーごと輪ゴムなどで印をつけ、それだけを取り出してオフシーズン用ケースに畳んで収納します。「まだ着るか迷う服」は保留ケースに一時保管し、次の入れ替え時に再判断。この保留ケースを作ったのが、私にとって大きな発見でした。以前は「捨てるか着るか」の二択で悩んで手が止まっていましたが、「保留」という第三の選択肢を作ることで、その場の判断スピードが格段に上がりました。保留ケースが1年以上動かなかった服は、次回思い切って手放すというルールも決めています。
| 見直したポイント | 具体的な内容 |
|---|---|
| 全部出さない | ハンガーにかかったまま抜き取る方式に変更 |
| 収納ケースを固定 | 「オフシーズン用」「保留用」の2ケースのみ使用 |
| 写真を撮る | 収納前に中身を撮影し、後で検索できるようにする |
まとめ
- クローゼットの服を全部出さず、ハンガーごと抜き取る方式に変更する
- 収納ケースは「オフシーズン用」「保留用」の2つに固定する
- 収納前にスマホで中身を撮影しておく
- 保留ケースが1年動かなければ手放す判断をする
次の衣替えでは、まず「今シーズン着なかった服」にハンガーごと印をつけることから始めてみてください。
収納が苦手な私は、雑誌やSNSで見た「おしゃれな収納グッズ」につい惹かれて衝動買いしてしまうことがよくありました。しかし家に持ち帰ってみると「思ったより大きくて棚に入らない」「中身がぴったり収まらず結局隙間ができる」といった失敗を何度も繰り返し、気づけば使っていない収納ケースが部屋の隅に積み重なっていました。
ある時、収納グッズの購入だけで年間数万円使っていたことに気づき、さすがに見直そうと思ったのがきっかけです。今回はその過程で学んだ、収納グッズを選ぶときに必ず確認すべきポイントを紹介します。

